前回の最後で両親の過去の夢を知ってしまってから
「両親は自分のために夢をあきらめた」
と渚は思いこむ。
・・・。
ここまでやっといてアフター行かないのもどうかと思うよなあ。
このアニメのテーマ「家族」が描かれていると言えば、どっちかと言うと渚編後のアフターストーリーの方だと思う。
散々前半で風子編やらことみ編やらで萌えを前面に出してやってきたのに、
メインヒロイン忘れてどうするんだよ(;・∀・)
ことみ編が終わってからは複数の乱立フラグを華麗にへし折ってみせたのはかなり凄かった。
あの時のBGM(ソララドのヴォーカル曲「オーバー」)なんか最高だったし、智代の二人の関係を察した時の顔と、
あとなんといっても藤林姉妹。
あの涙の意味。考えるとこっちまで泣けてくる。゚(゚´Д`゚)゚。
あのごめんね。の言葉・・・
姉も朋也が好きなことを知っていて朋也の事を相談してしまった妹。
ここで泣けない人はいないだろ!!ってくらいの名シーン
ここまでやっておいて渚編を演劇で完結させるのはいただけない。
個人的主観ではアフターあってのクラナドだとも思うんだけどどうでしょう?
だってアフター行かないと朋也の親父さんとの関係も放置って事になるでしょ(´Д⊂
話を戻す。
渚はさらに秋生の演劇のビデオを資料室で見てしまい、そこで自分はプロになりたいとまで言っていた秋生の演劇の夢を自分が壊してしまったんだと思い込む。
何事も自分のせいにして自分の中に抱え込んでしまう内気な渚にはその事実はあまりに大きすぎた。
両親の夢を壊してしまったのは自分。
両親の夢を踏み台にして自分の夢だけ叶えるなんて、私は卑怯な子供だ――――。
自分がいたから両親が夢を諦めなければいけなかったと思い、演劇が始まり、舞台の幕が上がっても渚は動けないでいた。
だけどそれは違った。
秋生や早苗さんは自分の夢を諦めたのではなく、夢を渚に託したという――――。
秋夫「夢をかなえろ!!渚ーーー!!!!」

「渚!ばかかおめえは!!」
「子供の夢は親の夢なんだよ!お前の夢なんだよ!!お前が叶えればいいんだ!!!」
「俺達はお前が夢をかなえるのを夢見てるんだよ!!」
「俺たちは夢を諦めたんじゃねぇ!」
「自分たちの夢をお前の夢にしたんだ!!」
「親って言うのはそういうもんなんだよ!」
「家族って言うのはそういうもんなんだよ!!」
「だから俺たちは日からずっと、あの時からパンを焼きながらずっと、俺たちはそれを待ち焦がれて生きてきたんだよ!!」
朋也 「俺達もだぞ渚!」
「俺や春原が叶えられなかったことを今お前が叶えようとしてくれてるんだ!」
「俺たちの挫折してしまった思いもお前が今背負ってるんだよ!!」
秋生や早苗さんは自分の夢を諦めたんじゃない。
渚が成長して彼女自身が夢をかなえてくれることが自分たちの夢なんだと秋生が叫ぶ。
家族っていうのはそういうもんだ。
アッキー、カッコよすぎるよ!!
もうこのシーンは演出が憎い。
ここで泣けないやつはいないだろうってくらいの名シーン。感慨深い。
原作の良さをここまで引き出してここまで感動的に描いてくれた京アニに感謝。
打ち上げ後の告白シーン。
ここの渚の表情、すごくよかったよね。
渚、黒板に名前を書き足して見せつけてくれやがりました。
朋也の甲斐性の見せどころ。しっかり決めてくれました。
が・・・なんだこのラブラブバカップルは(笑
来週は番外編があるみたい。
つか、そんなのいらないから早くアフターをやっておくれ、京アニさん。